4月の終わりに

お天気は下り坂と言われていますが、
今朝はまだ朝日がのぞいています。

日に日に、緑が増えていきます。
そして、いつの間にか緑に覆われるのでしょうねぇ。


一昨日の朝、時間切れで途中までだった遊歩道の落ち葉掃きの続きを、
緋の滝から戻ってきた午後にやりました。
当たり前なのですが、ミズナラ林はミズナラの葉っぱ、
唐松林はカラマツの葉っぱで埋もれています。

あら、もうワラビも出てきてます。

唐松林の林床には、ベニバナイチヤクソウが
緑のカーペットを敷き詰めています。
花が咲くと見事なのですが、ちょっと枯れ枝が気になります。
今年はここを整備しようかなぁ。
また、仕事増やしてるかしら・・・

この時期、茶色の中に緑のサイハイランが目立ちます。
お寿司屋さんのハランを思い出すのは、食いしん坊の私だけかなぁ。

あーあ、長かったけど、気持よかった。
スキー場の方から、テンテン、テンテンとツツドリの声が聞こえます。
今年も会えたという、うれしさ、なつかしさ。
一人で、林の中で黙々と落ち葉を掃いていると気持ちが落ち着いていきます。
終わった頃には、心のなかにも道が見えたような気分に・・・
うふふ、でもまた一年経つと落ち葉で見えなくなるこの道と同じように、
心の道もまた何も見えなくなるのよねぇ。

エンレイソウも、急に花を咲かせ始めたような。

帰りにゲレンデの方へ足を伸ばし、
サンカヨウが、今年も出てきているか確かめに行きました。
見つけられたのはこの一株だけでした。
ちょっと早かったかなぁ、それとも株が減ってるのかしら・・・

ゲレンデでは、ショウジョウバカマも咲き始めていましたよ。

この間、地球クラブでカントウタンポポ見てから、
タンポポが気になって仕方がないです。
ゲレンデと核の道端で何気なく見たタンポポ。
あれ、もしかして、左はカントウタンポポかしら、
シナノタンポポとか、エゾタンポポもあるらしい、あるいは交雑種かな。
確かに外総苞片(タンポポはひとつの花に見えますが花びらがいっぱい集まっていて、
これは萼といわないそうな)
が反りくり返ってないし、茎は少し赤いけど、
在来種かなとは思うけど、私には同定できません・・・

そうだ、またタンポポジュレの季節ですね。

この写真は昨日のものですが、
見晴らし台に植えられたコブシも大きく育ちました。
そのすぐそばで、お弁当を広げる家族連れの姿がありました。

さて、今日は公衆トイレのお掃除からスタート。