らしゃい、らっしゃい

かわいいかわいい魚屋さん♪
こんな歌を知っている人も少なくなったのかなぁ。
昨日の朝、峰の原のMLで
「子どもたちがトウモロコシを売るので・・・」という
お知らせがありました。
霧雨が降る中、菅平唯一の信号の前で、
小学1年生と2年生が呼び込み

ちょうど旅館の送迎バスが通ったようで、
おじいちゃん、おばあちゃんが
「かわいいねぇ」とお買い物。

トウモロコシを買うと
プラバンのストラップをプレゼントしてくれました。
「どれがいいですか」
「おすすめは」
「これは格好良くて、これが元気がよくてぇ、
ぜんぶ、いいですぅ」と・・・
だよね、一生懸命きみたちが作ってくれたのね。
ありがとう。

2種類あって、右はピーターコーン、
左はゴールドラッシュという種類。
見た目、わかりませんね、ごめんなさい。

うちの息子たちの少し後ぐらいから、
菅平小学校では、子どもたちが畑を借りて野菜を作って
販売するようになりました。
今日は、上田市街地のスーパーにも行くようですよ。
こんなに立派なトウモロコシが、1本100円。
しかも子どもたちのとびきりの笑顔つきです。

トウモロコシは、どんどん味が落ちるので、
買ってきたらすぐに食べるのが、ここらの常識。
こちらはピーターコーン。

そしてこちらは最近人気のゴールドラッシュ。
どちらもとっても甘い。
農家で働いている生粋の地元人の息子は、食べながら
「うーん、ピーターコーンはちょっと(収穫期が)遅かったかも。
トウモロコシは1本の木から1本で効率悪いし、
(2番なりは小ぶりになり出荷しません)、
けっこう間隔とるから場所がいるし、
チクチクするしさぁ、たいへんだよ。
じいちゃん,ばあちゃんがよく作ってるけど、
商売的には1本100円は考えられないよ」と、
厳しい現実を語っておりました。

私も何年かトウモロコシの収穫をしてましたが、
油断すると、植えるとすぐに種は鳥に食べられ、
収穫期には動物はやって来るし、
収穫は時間との勝負で、薮の中に入るようなものだし、
なかなかのものでした。

うちの息子たちも、こどもの時から
いろんなことをやらせてもらって、
菅平でビシバシ鍛えられて大きくなりました。
菅平の子どもたち、がんばれ。