なんちゃって稲刈り

今朝は早朝から青空。
気温は10度を割りそう。

昨日は、上田の稲倉の棚田の稲刈り。
本格的なお米作りではなく、
お百姓さんには申し訳ないようなお祭りコメ作り。
棚田の保全にやくだつなら、季節にメリハリつけるため、
なんとなくお米に安心をもらってるような、
そんな気持ちで続けていますが・・・
なんちゃって稲刈り、何年目かなぁ。
昨日も、雨でもなくカンカン照りでもなく、
いい感じの稲刈り日和でした。

さすがにもう慣れた感じで、黙々と準備を進めます。
去年、竹で稲架掛けしたら、竹が折れたので、
今年は単管にしてみました。

サクサク、サクサクと鎌を振るう音だけが響く、
おじさんたちの稲刈り風景。

ふふ、このゆるい名札棒、感じ、いいですねぇ。
今年、指導してくださった方は、
見た目も綺麗に仕上げることにも
少々こだわりがある方のようで、
ハゼカケの稲のてっぺんもビッシっと揃い、
フォトジェニックな仕上がりでした。

稲刈りを終えて坂道を登っていたら、
稲が全部倒れた田んぼがありました。
こうなると手刈りをするか、
機械を使うにしても
使う前に、まるで髪の毛を分けるような感じで、
稲を起こします。
コツコツやるしかないもんね。

今年も、儀式のような稲刈りが終わりました。
こんな稲刈りでも、やめられない。
おいしい新米が、たのしみだなぁ。