外も頭も真っ白

朝起きてから、こたつにどっかり座ったままです。
これじゃいかんと思いつつ。

山ぐらしは、歩くようで歩かない。
ましてや、こんなお天気には。
とくにウォーキングはしていませんが、
ご近所に用事があるとき、時間に余裕がある時は、
できるだけ歩いていくようにしています。

雪道は、足元を見がちですが、
うっかりしてると車が近くにいたり、
真っ白で距離感が鈍くなります。
やっぱり、足元も大事ですが先も見なくちゃねと、
歩きながら人生も教わります。

オバアサンヨガから戻り、
1時間半ほど、黙々と除雪をし、
頭はすっかり「雪かきハイ」になって、
無我の境地・・・
玄関のガラスに映る髪の毛を真っ白に凍らせた
自分の姿に見入っていると、
なんだか不思議な世界にいるような気になりました。

この間、母と一緒に出かけた時に、
荷物を持ってあげようとしたら
「なんでもできない、
もうダメっていうと本当にそうなるから、
なんでも自分でやるほうがいいと思ってる」と、
大きなバッグを放しませんでした。
「そうやね。それって呪いの言葉みたいなもんで、
言ってるうちに本当にできなくなるもんね」
と、母にお任せしました。
今朝、テレビで、スウェーデン人の75歳の女性が
田舎の古い家で、昔はパートナーと一緒にいたけど
(スウェーデンではパートナーを「サンポ」といい、
事実婚扱いで結婚と同等の権利が与えられると聞いています)、
今は一人暮らしでマイナス25度にもなるような場所で、
草刈りやら大工仕事も自分でやりながら
暮らしてると言っていました。
うちの女性たちはスウェーデン人クラスかも。

スウェーデンでは、
歳をとっても一人暮らしは当たり前で、
孤独死なんて言葉はないのかも。
いかにも、スウェーデンのぽいなぁ。
また会いたいなぁ、
たくましいスウェーデンの友人達に。