懐かしさ

朝7時前は雪もあまり降っていませんでしたが、
今は霧と、チラチラと雪も降っています。

気になっていた本を、ご近所から借りて読みました。
「お借りします」と言って、届いた本を見てびっくり。
472ページの長編、久々の分厚さ。
最後まで読めないかもと読み始めたのですが、
止まらなくなって3日で読みました。
学生だったら徹夜で一気読みしてたかも・・・

読み進みながら、
自分の小学校時代からの記憶が蘇り、
いろんな人の顔や風景が浮かびあがってきました。
時代を追いながら、「ああ、こんな時代だったかも」
「こんなことになっていたのね」と、
今に近づいていくのもまた興味深いものでした。
登場人物を、身近な人に重ねたり、
「わ、すごい」「なに、この人」などと、
まるで実在の人物のように感じたりと、
たのしませてもらいました。
家族の遺伝子が次々につながっていくさまを、
自分の家族と重ねてみたり、
いろいろなことが盛り込まれ読み応えあります。
単なる塾の話ではなく、
教育に興味がない方でもいいかなと。

私よりも若い作家さん
(森絵都さんのことは高校生に教えてもらいました)、
この本を書くのにずいぶん調べられたんだろうなぁ。

読書のわくわくを味あわせてもらえました。
題名もいいなぁ。

これも時代なのかなぁ、
漫画と小説が近づいている気がしました。

読書をしているときはお腹のすくのも忘れますが・・・
昨日は大根の葉っぱでしたが、
今日は大根の皮のきんぴら。
きんぴらといっても、大根は塩で白く仕上げました。
ご飯がすすんで困ります。
お酒を飲まれる方なら、おつまみにいいのかもね。

そしてこれは、朝食の残りのパンを、
自分のお昼のためにフレンチトーストにしました。
朝から卵と牛乳に浸しておき、
お昼に、たっぷり全てを吸い込んだパンを、
ココナッツオイルで焼きました。
なんておいしいんでしょう。
フレンチトースト、ミルクセーキ、プリン
卵とミルクの懐かしい母の味です。