そこまでするの

小学校の時のクラブは、
手芸部と園芸部だった気がします。
そんな私でしたが、
最近は手仕事、何もしてないなぁ・・・

両親からは「そこまで着るのぉ」
「もうちょっと、なんとかしたら」と言われたりもしますが、
気に入っていたものや誰かの手作りというものは、
手放せない、捨てがたい。
母に編んでもらったカーディガン、
30年以上も着続けています。
最初は生成りでしたがシミが目立つようになり、
近所の染めをやってる友人が
モスグリーンに染めてくれたけど、
斑に染まったので、黒に染め直してくれました。
そして、肘がすり切れて・・・

皮を当てようかと切れ端を買ったのですが、
どうも硬すぎて、ボツ。
何かいいものはないかと、
また友人に相談したら
「原毛あげるからフェルト、作ったら、簡単よ。
パッとしなかったら、また考えたら」
「そやね、やってみるわ」と、いうことになり、
まずは原毛を互い違いに重ねます。


それを石鹸水につけてから

ビニール袋に入れて、表面を30分ほどゴシゴシと
毛羽立たなくなるまで擦ります。

こんなもんかなと思ったところで、
石鹸水を洗い流します。
乾かして、アイロンもかけてみました。
形はこんなもので、ま、いいか。

穴の空いた部分に待ち針で留めて、絎けました。

皮と違って、針の通りもいいし、
ちょっと分厚い感じになりましたが、
軽さもまずまず、しばらくはこれで穴も塞げます。

それにしてもフェルトって簡単に作れます。
これならいろいろ作れそう。
そういえばネパールで
カラフルなフェルトの小物売ってたなぁ。