元気の素

下界でも、梅雨寒という言葉がありますが、

「寒いねぇ」というのが、
挨拶代わりになってます。
下界の人には、ここの今の気温は冬かな。

そんな小雨降る中なんとも物好きというか、
植物を調べている友人が植物の植生を見てみたいというので、
またもや許可を頂いてダボス牧場におじゃましました。

ここで走るためには、
菅平の観光協会に申し込みが必要です。
私達は、入口辺りの植物をのぞかせていただきました。

沢筋には何があるのかと、
ジャブジャブと長靴で沢の横を登りました。
ふふ、なんか結局こういうことをしてるなぁ、
日常的に・・・
オドリコソウも白は清楚でいいな。

おお、ここにも野生のクリンソウがありますね。

これは今、友人が調べているはず。
さてなんだろう、楽しみです。

私が行くところは、なんぜかこういう道が多いです。
以外なことに、私はこういう道のほうが車に酔いません。

友人がもっと奥まで調査に行っている間、
私は牧場のおばあちゃんとおしゃべりを楽しんでいました。
「福永さんに会いたくて、会いたくてねぇ」と、
言ってくださる方があるなんて、もったいない。

テーブルの上においてあったノート、
「これは何ですか」とお尋ねすると
「あら、恥ずかしい」とおっしゃりながらも、
「あのね・・・」と説明してくださいました。

もう10冊ほどもあるそうですが、
テレビを見ながら気になったことなどメモしたり、
新聞の切り抜きを貼ったり、自分で考えたこと、
お料理なども書き込んでおられるそうです。
この気力、この好奇心が元気の源でしょうね。

私が知っている元気な高齢者の皆さんは、
どなたも自分で書くことを心がけておられます。
ちなみに母は、お便り書きを心がけているそうです。

私の元気の素は、人と会うことかしらね。