弾丸富山旅2

昨日の午後、少しまとまった雨が振り、
今朝は雨上がりのきれいな朝です。

昨日の続きです。
と言っても、鉄ちゃんではないけど駅の写真ばかり。

富山は初めて、車で駅まで送ってくださるついでに、
富山駅周辺をご案内くださいました。
富山は都会で、びっくり!
人口は長野市より少ないとのことでしたが、
戦争で焼き払われた後、
再整備されたので道路も広く、
ちょっと北海道のような広さを感じました
(数回しか行ったことないけれど)。

駅の周辺は再開発され、
日曜日だったせいで、観光客や新しくできた公園など
人が多くて車も停められないほどでした。
だから、富山の街の写真は心のカメラの中。

新幹線駅開業前後に、なんどもローカル放送で、
富山駅を見ていましたが、
なるほどこうなっていたのね。
かっこいい新しいトラム。
公共交通は環境にいいと、
最近世界で見直されている路面電車。
世界の環境都市には、必ずトラムがあるってね。

神戸にもあったし、なつかしいなぁ・・・
こどもの頃、みなとまつりなんてあって、
花電車が楽しみだったなぁ。
もし、今見たら、ちゃちなものだったんだろうけどね。

富山では最新式の路面電車の他に、
こんなレトロな路面電車も走ってます。

長野駅前よりも、なんだかビルも多い気がしました。

開業に間に合わなかったのか、
駅前はまだ工事中です。
駅の海側には、文化施設や公園、運河もあり
(この運河は観光用で海まで遊覧船が往復しています)、
新しい街ができていました。

東京駅のドームの真下もこんな感じで、
子どもが真ん中で踊っていたなぁ。

ホームの清掃用の手押し車も、
北陸新幹線なんだと、びっくり。
他の新幹線駅でも、
それぞれこういう風になってるのかしら。

そして最後は、これまた初乗車の長野電鉄。

いや、待てよ。
もう忘れてしまうほど前に乗ったかなぁ・・・

これがこの旅の最後のハイライトでした。
高原のペンション村に住む私には、
車窓からの普通の住宅地の景色がなんとも懐かしく、
そして、もう感激に近かったのは、
電車に乗り降りする高校生や若者たちでした。
日曜日でしたが、補習や部活の帰りだったのか、
駅ごとに違う学校の子どもたちが乗ってきたのですが、
驚いたことに、私の高校生時代と変わらない。
(もちろん携帯電は昭和にはなかったけれど、
イヤフォンでウォークマンで洋楽を聞いていたよ)
もう、不良やヤンキーなんて電車に乗らないのかしら。
それだけ、長野の子どもたちは昭和なのか、
あるいはまた時代がめぐって昔のような
雰囲気になってきたのかしら・・・
無言で勉強する子、友達と楽しそうに話をする子たち、
ポケットから文庫本を取り出し読む子、
部活の先生と話をする子などなど。
30分のローカル電車旅は、
おばあさんを一気に青春につれ戻してくれました。

ああ、おもしろかった!