物語のあるもの

今日も、さわやかなお天気です。
毎年、この時期、いつにも増して開店休業。
半分負け惜しみですが、
この季節の素晴らしさを独占してます。

ヨーナスケーキは、こんなふうにシンプルな仕上がり。
このケーキを作るたびに、彼の顔を思い出せます。
彼はここにいた時(18歳くらいから何度か来てました)に
時々料理をしてくれていたのですが、
ほうれん草のニョッキ、あのかもめ食堂にも出てきた
北欧の定番シナモンロールも作ってくれたなぁ。

今回はこのケーキは、カロリーを配慮して
バターの量を半分にして、
その代わりに菜種油を加えました。
以前、近所の友人にあげたら、
美味しいから、レシピを教えてと言われました。
おやつはシンプル イズ ベスト!

この間の蛇を見ていて思い出したのがこれ。
これはまわりまわって、私のタンスに入っていますが、
母のものでした。

たしかこれは、かばん屋さんで作ってもらったはず・・・
母に確かめたところ、
祖母が、誰かから、この蛇の皮を貰ったそうで、
娘二人に(母と叔母)にバッグにしてプレゼントしたそうです。
私はこんなもの使う時がないし、
何となくやはりヘタってきてるし・・・
この母のバッグと父がイギリスの布地で
作ったジャケットは、
物は溜め込まない主義(あくまでも建前)の私ですが、
捨てられないの・・・
ただのゴミですよねぇ。

賞味期限が過ぎてしまったパスタの粉を発見。
物持ちがいいと言われる私ですが、
これはねぇ・・・
ということで、生パスタを作ることにしました。

ペンションを始める時、
吉祥寺のデパートでパスタマシンを買ったのですが、
結局、何回かうどんを作って、マシンはあげてしまいました。
今となっては、あればよかったかと・・・
いいや、包丁という素晴らしい万能調理器具があるからさ。

これまた賞味期限が切れたオイルサーディンと
いただきものの巨大ブロッコリーで、
まあいいかという感じの手打ちパスタでランチしました。
ものがないのは、まんざら悪くない!