読書の森

小諸の布引観音を回る5キロほどの散策の後、
どこかで一服したいと思い、
「車で5分くらいですよ」と聞いた読書の森という
喫茶店?に行きました。

ボコボコの駐車場に車を駐めて、
坂のアプローチを登ると入り口がありました。

思いがけずギターの生演奏を聞かせていただきました。
遠くからこの喫茶店を目当てにいらっしゃる方も多いようです。
って、私もけっこう遠くからでしたけどね。
なにかしっかりしたコンセプトがあるって、
人を呼ぶのね、すごいなぁ。

もうずいぶん前の話ですが、
立川にあるロバの音楽座という古楽器楽団の
ホールに行ったことがあります。
そして、ちょうどその頃、
アルミ缶について調べていて知り合った大学の研究者の方から
東京の日の出町の最終処分場建設反対の話を聞いて、
絵本作家の田島征三さんも反対運動をなさっていると知りました。

そのロバの音楽座の松本さんと田島さんの合作が、
この、どうらくオルガンです。
新潟の妻有アートトリエンナーレに
行けなかったのは残念ですが、
ここで見られて、うれしかったです。

300円で体験できますとあったので、
見るだけじゃつまらないと・・・
動かしていただくことにしました。

これを持ち上げるのはけっこう力がいるのです。
上まで上げて落ちてくる時の空気の圧力で音が出ます。

ししおどしを想像してくださいね。

扇風機の風で風車が回って、小さな太鼓が鳴るのです。

この穴から空気がでてるので、
手のひらで抑えると、
いろんな音階の音が出ます。
笛ですね。

なんかこの感じ、どこかで見たなと思いませんか。
昔の足踏みオルガンには、
こういうのがついていたと思うなぁ・・・

この中に何人かで入って
色んな音を出して楽しむのがおすすめ。

この小屋には、airbnbで、ここを知ったという
スペインからいらした写真家滞在中でした。
田島征三さんハウスだそうで、
壁画は田島さんが描かれたそうです。

ヤギもいます。遠くに池も見えます。

ロバのジグもいます。
おとなしいけど頑固者だそうです。
ロバ、いい色合いだなぁ。
飼いたいといったら、叱られるかなぁ。
私がロバに乗ったら、
サンチョ・バーサンか・・・