お幸せに

この秋、わが家は毎月おめでたいことが続きます。

この間、新聞の書評の
橋本治さんの「結婚」の書評のなかに
「女性は自分の結婚と結婚する」という
橋本さんの言葉の引用がありました。
私も結婚していたことがあるんですが、
この言葉、さすがだなぁと感心しました。

私は、別に妙なこだわりがあるわけではないのですが、
式というものには、
できる限り出席をしないことにしていますが
(儀式が苦手なようなんです)、
さすがに娘のような姪たちの結婚式は断れない。


姪は、8年つきあっていた彼に、
世界一周旅行を完結して戻ってきた時に
プロポーズされたそうです。
そんなバックパック旅行好きな二人の結婚式は、
まるで一緒に世界旅行をしているような、
わくわく楽しい結婚式でした。

彼らが招待した人たちへの感謝の気持と、
姪の女友達たちの優しい気持ちが溢れていました。

すごいなぁ、若い人たちのみずみずしい感受性って。

最近の結婚式は、
写真撮影が多いんですねぇ。

そんな若い二人の撮影風景を眺めるおじいちゃんを、
じっと見つめるおばあちゃん。
結婚して、62年だったかしら・・・

おばあちゃんは、昨日も涙涙の1日でした。
皆に、しあわせを分けてくれてありがとうね。
そして、お幸せにね。