好きなのかなぁ

今朝も峰の原は冷たい霧の中です。
霧も雰囲気があっていいのですが、
朝寝はするは、気持ちが上がらないは・・・

昨日は、それでも、「いや、こういう日こそやらねば」と、
峰の原の看板の下やあやめ園の整備をしてきました。
この霧、峰の原でも、ちょっと下ると消えるんですよ。
霧の流れを感じる暮らしって、
考えようでは、あこがれの暮らしかしら。

今年は、花の開花がどうもよくわかりません。
オオカメノキの花は、もっと早いと思うのですが、
今年は花数も少ないし、遅い気がします。

うふふ、私の好きなシロバナエンレイソウ。
今年は三姉妹になりました。
真ん中が末っ子かしら。
来年は若草物語になってるといいなぁ。

この間、裏庭の掃除をしていた時に、
雪で折れ曲がっていた山桜の枝を切り落とし、
花瓶にいけておいたら、咲き始めました。
まばらにしか咲かないし、とても小さな花ですが、
この控えめかげんが、愛おしい。

私は自分が花好きと意識したことはないのですが、
ここに住んで、なんとなく見ているうちに、
植物について、いろんな人から教わったり、
自然に名前を覚えたり考えたり、
共感を感じるようになりました。
昨日も地主の峰の原の担当の人と一緒に、
グッチ教授が保護しておられた花を
確認に行っていたのですが、
おっかなびっくりの強面の顔つきの彼も、
「花の名前なんか、おれだってよぉ、
なんも知らなかったさぁ。
でも、覚えていくもんだよなぁ、そんなもの」
と、いつの間にか花咲か爺さん仲間です。