奇特な方と

昨日はマイン(峰の原の環境整備をしています)の
4月に続き特別版の緋の滝整備の日でした。
チェーンソーも使って、
まずは間伐材の玉切りをして、
遊歩道の補修材を調達することから始めました。

雪の重みで傾いていた緋の滝のいわれを書いた看板も直し、

滝の中の流木や落ち葉、ゴミなどを拾い上げて、
水の流れを良くしたり、

足の踏み場に困るイチリンソウや春先の草花が咲く
沢沿いの遊歩道を抜け
(カタクリとイチリンソウが一緒に見られるのは、
この時期だけですね)、

去年、1日がかりで直した丸太の踏み台を
「大変だったんですよぉ」と、
自慢気に懐かしみ、


「ここは緋の滝の秘境ですねぇ」と、滝の飛沫を浴びながら、
滝の周りの倒木を片づけたり、

遊歩道を直したり、

「この中には、絶対なにか住んでるよねぇ」
などと覗きこんだり、

「杭はカラマツが丈夫ですから」と、
杭を作って、階段を直し、

コロボックルに「明日の朝までにはなくなってるかなぁ」
なんて言いながら、どら焼きをお供えして、
自分たちも一服したら、もう午後でした。

緋の滝の整備のために、埼玉からガソリン代を使い、
手土産持ってきてくださる奇特な方といっしょに、
鳥のさえずりと可憐な花々、美しい新緑の中、
作業ができる私達は幸せだなぁと、
つくづくと思いました。

 幸せ気分の余韻があるうちに、
街灯の支柱にするカラマツの丸太の皮むきをしました。
一気に皮が向けたときは、
単純な私は「やったね」とうれしくなります。