緋の滝の遅い春

昨日、ペンションの友人達と一緒に緋の滝に行ってきました。
20日にも整備に出かけましたが、
まだ残雪が多く、コースのすべてを回れなかったので、
その続きを回りました。

まずは前回気がついた看板の補修から始まり
「つぎはぎだけどいいかしら」
「いいんじゃない、ここらしくてさ」
「まぁ、そうよね」・・・

おお、立派なカモシカのため◯◯

秋に間伐をした斜面の下側の遊歩道には
たくさんの枝が溜まっています。

剥げた看板にはペンキを塗り重ね
「かえって汚いかも」
「いいわよ、ちゃんと矢印が見えるのが大事なんだから」
「先生なら、許してくれないかも」
「いいよ、いいよ、じゅうぶん」
などと言いながら、どうにか直しました。

峰の原のカタクリは栄養、日当たり不足なのか、か弱い感じ。
やっと蕾が上がってきて、わずかに花も咲き始めました。

ミソサザイの声が響きわたっていた残雪の緋の滝。
ニリンソウはまだ葉っぱも見えないくらいでした。

前回、コロボックルにお供えしてきたアンパン。
とっくに誰か?に食べられてるかと思っていましたが、
上田の穀蔵さんの天然酵母のアンパンは、
クマの好みではなかったのかしら・・・

山の遊歩道は、使ってもらわないと傷んでいきます。
これから始まるスプリング・エフェメラル
から新緑の頃までは見通しもよくオススメです。
峰の原にいらしたら、緋の滝へもお寄りください。
できればトレッキングシューズか長靴がいいですよ。
カタクリはお天気にもよりますが、
これから1週間くらいあとがいいのかなぁ。
熊鈴を忘れなくね!