冬も楽し

下界でも雪のようですね。

私達こんなことをしています。
二郎の写真はないのですが、
グリーンラボは、
すでに来期モデルの展示会やら、カタログ作り、
イベントなどで忙しそうです。
望月はというと、スクールの合間に
ペンションの用務員さんとして、
忙しいのですが、
壊れたリスのエサ台だって気になるし、

あーあという感じで、去って行きました。

私は、ネット中毒だと言われながら、
お客さんの合間に、編み物も、読書も楽しんです。
冬は、雪かき以外の外の仕事がなくて気が楽です。

やなせたかしさんの「私が正義について語るなら」は、
気持よく、しかも感心しながら読み終えました。
謙虚な方ですねぇ。
そうね、アンパンマンも謙虚だもんね。
この本からの意外な話をご紹介します。
三越の包装紙のデザインは猪熊弦一郎画伯ですが、
あの丸いもようの中の「MITSUKOSHI]のロゴは、
当時三越にお勤めだった
やなせさんが書かれた文字だそうです。
それに手塚治虫さんの「千夜一夜物語」
のキャラクターデザインは、
やなせさんだったなんて知らなかった。

私がやなせさんを初めて見たのは
NHKの子ども向けテレビ番組の
「漫画学校」だったと思いだしましたし、
「手のひらを太陽に」には学校の合唱曲だったし、
うちの子どもたちは、
アンパンマンを見て育ったし、
親子でお世話になっていたなんて、
やなせさん、ご本人は、
「僕のように天賦の才能がなく、
他の人と何をやって全部負ける人は、
やむをえず仕事をたくさんするより仕方がない」
と、おっしゃってますが、
そのおかげでで、
こんなにたくさん楽しませていただけました。
「虚仮の一念」なんて、
久しぶりに聞く言葉も懐かしかったです。
穏やかな時間を、ありがとうございました。

やなせさんの本、たくさん出ています。
チャンスがあれば、お読みください。