毛糸の思い出

昨日はもう、完全に春でした。
家の中で掃除をしても、
道路のぐちゃぐちゃの雪を片付けをしても、汗ばみました。
雪解けのぐちゃぐちゃを写真にとったのですが、
カメラを二郎に貸したら、写真がなくなって、
ご紹介できないのがちょっと残念。
今日から、大学のスキーのサークル
(といっても5人だけですけどね)が練習に来るのですが、
アルペン競技だからふわふわ雪でなくても平気かな。

飯島奈美さんの朝ごはんにはかなわないけど、
昨日のうちの目玉焼きは、
直売所で買ったクレソンと中野市の信濃ハムさんの
無添加で香りのいい美味しいベーコンと上田の卵。

なくしたマフラーについていたハリネズミのボタンは、
失くす少し前にマフラーから落ちていたので、
無くならずにすみました。
マフラーにしようかと思っていましたが、
マフラーにするには厚みがどうも気に入らず、
こんなふうに襟巻きにしてみました。
モデルはくまさんです。
編み物心に火がついて、
すでにまた襟巻きにチャレンジ中です。

毛糸といえば、
昔住んでいた宝塚の逆瀬川というところの
市役所市場(もう市場はないのかなぁ)のそばに、
とても小さな毛糸屋さんがありました。
そこは外国の毛糸ばかりを売っていて、
天井まで毛糸が積まれていました。
女性店主は、きちんした感じの、
外国の毛糸が似合うというか、
子ども心には、近寄りがたい、
ツンとした感じオバサンでした。
今思えば、ツンとしたお姉さんだったのかも。

全面ガラスのお店のショーウインドウには、
カラフルな高級そうないろいろな太さや
質感のカラフルな毛糸や
時たまかわいいぬいぐるみが飾ってあって、
市場の行き帰りに覗くのが楽しみでした。
そこで私はクリスマスに粘りに粘ってグレーのむく犬の
ぬいぐるみを買ってもらいました。
その犬にはチャッピーと名づけていたような・・・
母は、私が4年生の冬に、
そこで私に、紺とブルーの毛糸買い、
アフガン編みのシックなセーターを
編んでくれましたが(厚みの出る編み方で、
冬でもそれを着た日はジャケットなしで平気でした)、
担任のおしゃれな先生がそのセーターを
「地味な色で素敵ね」と褒めてくださったが、
とっても嬉しかったなぁ。

それにしても、なぜあの時代にあの場所に、
あんな特別な毛糸屋さんが、あったのかしらねぇ。