ワイン会終了

夕べはテレマークスキースクール恒例企画の
楠ワイナリーのワイン会でした。
たった1日だけ、しかもお行儀のいいかたばかりで、
なんの苦労もなかったのですが、
ふーっと、一仕事終えた感があります。
まだ年末年始の忙しさから一ヶ月も経っていないのに、
あの連日の忙しさを一人でこなしていた自分が信じられません。

ワイン会にご参加くださった方が、
甘いもの大好きな望月に、
懐かしいチョコレートケーキを持ってきてくださいました。
スプーン持って、嬉しそうに食べてました。
おいおい、いくつになったんだよ、オジサン。
このチョコレートケーキ、流行りましたよねぇ。
バブルな味だなぁ。
ペンションもまだブームだった頃で、
お客さんが時々おみやげに持ってきてくださいました。
今ではこんな生クリームたっぷりのケーキも作らなくなりましたが、
あの頃、よく似たケーキを連日作っていたなぁ。
私も若かったぁ。

忙しいと言いながら、注文していた本
(漫画ですけどね)が届いて、
お昼に一気に読んじゃいました。
この本は朝日新聞の書評で興味を持って書いました。


「なんでこんな本、買ったの」
「生活保護ですかぁ」と、みんなに驚かれていますが、
備えあれば憂いなし。
いいえ、備えあっても憂いありです。
ここに書いてあることが全てではなくても、
この本は、入り口です。

ワイン会の献立はお酒を呑まない私には、
結構なプレッシャーが掛かります。
色んな本を見ながら、
お客さんの顔ぶれ、季節、予算を考え、
できるるだけ地元の素材を使いたいので、
あちこち走り回って材料集めです。
直売所に古ぶりの固め秋映え(りんご)を見つけたので、
今日は秋映え、花豆、うちのローズマリーで香りをつけて、
鶏肉のグリルです。


豚肩ロース肉の塊でワイン煮を作りました。
にんにくとプルーンも入っています。
味付けは、醤油、はちみつ、酢などで適当に。
一度煮込んで冷まして固まった油はおおかた取り除き、
さっぱりとさせました。
そういえば、お肉の塊のまま買おうとしたら、
お肉屋さんの大将に「大丈夫かい。
こんな分厚くなるけど、何作るんだい」と尋ねられました。
こんな頼りなげなバーサンに肉の塊料理できるのかって
思われたんだろうなぁ。
「煮込みます。大丈夫です」と、にっこり、
きっぱり返事しました。
まぁ、1頭料理しろと言われれば無理ですが、
このくらいは何とかできます。
いやいや、やれなきゃどうにもならず、
ずいぶん鍛えられましたね。

付け合せのカボチャは、
「言わないとわからなかったですよ。
でもコクがあっておいしい」と言われましたが、
ココナッツミルクで煮ました。

こんな本のお世話にもなってます。

さぁ、次は掃除しなくちゃ!