ぼんやりとした日

おはようございます。
うっすら霧がかかった静かな朝です。

訪問者数もまた平常に戻ったようです。
ホッとしたような、
ちょっと残念なような気持ちです。

昨日は、いつにもまして、
ぼんやりとしていた私でした。
ここでお話できないようなことをやらかしたり…
しかし、なんとか無事に1日を終えることが出来ました。

写真も、失敗が多く、
なんかぼんやりしてます。
松代の歯医者さんの近くに
「荒神町」という信号があります。
宝塚育ちの私には「荒神」というと、
阪急宝塚線の清荒神が最初に思い浮びます。
宝塚にいた頃、祖母は毎月「荒神さんのお参り」に、
阪急六甲から電車に乗ってやってきて、
その日は、わが家に泊まり、
母が放っておいた庭仕事をしていたのですが、
出かけることの多かった(おでかけ好きでした)母が、
祖母が雑草を抜き、きれいに片付ける姿を
バツ悪そうに見ていたことが思い出されます。
女の子って母親のそういうところを見てるんですよね。
やりにくいですねぇ。

たぶん、あの頃、母はまだ20代で、
祖母だって50代だったんだろうなぁ。

そのコウジンさんの参道のお店で、
妹はランドセルを買ってもらいました。
それが、今なら珍しくないでしょうが、
記憶が確かなら辛子色の革のランドセルでした。
しかし、なぜ参道のお店で買ったのかなぁ。
別に大きなかばん屋さんでもなっかたし不思議ですが、
たぶん、我が家のことですから、
なんとなくお参りに行って目について、
「ええやんか」と成り行きだったのでしょう。
いやいや、私の記憶はすべて怪しいから、
このランドセルの話も…

松代から、ぼっーとしつつ帰ってきて、
峰の原の冷たい空気にあたり、
このくっきりした青空を見て、
やっと我に戻りました。

それから、気分をしゃんとさせるために、
背筋を伸ばして、寒中見舞いを書きました。
字は下手くそなのですが、
「こう書いたらどうかしら」「力抜いてみようかしら」
「大きく書こうかしら」「小さいほうが形を取りやすい」
なんて考えながら字を書くのは気分転換になります。

はがきを書いていると、そばで何かが動いていました。
おいおい、啓蟄にはまだ少し早いよ。
そういうわけか、ここ数日、蜘蛛をよく見かけます。
春を感じているのかしらね。