毎日の食事

また雨ですねぇ。
梅雨が早く開けた分、秋雨が早いのかしら。
うまく自然は調整してるのかなぁ。

8月の三日からご滞在だった長期避暑のお客様が、
今日下界にお戻りになります。
もう、ここは避暑には不適切で、
毎日「寒いねぇ」と、仰ってました。

長いご滞在となると、お食事もどうしようかと思いますし、
ご近所からは「よくやるねぇ」
「たいへんでしょう」と言われますが、
こういう長期滞在の方には、ハレの食事ではなく、
日常のケの食事でいいと私は割り切って考えています。
だって、毎日コース料理とか、毎日ごちそうじゃねぇ…
ペンションではなくまかない付下宿ですね。

年齢や健康状態、お天気などを考えながら、
家にあるもので作るのは主婦の得意技。

上の写真は頂き物の韓国海苔。

菅平のキャベツをつかったロールキャベツ。

サンマと茄子の南蛮漬け。
長期滞在のお二人は、
どちらも歯に問題をお持ちですから、
何を作るにしても、
第一に柔らかいことがポイントになります。
茄子の皮には、細かな刻みを入れます。

そして、たまには新しい試みも加えます。
この間お客様もご覧になっていた料理番組でやっていた
花豆ごはん。
出汁の代わりに牛乳も入ってますが牛乳ぽさはないです。
これはもうちょっと改良すれば、
定番ごはんになると思いました。
作り方は、お赤飯のうるち米風だと思ってください。

花豆はまだまだいろいろ工夫できる素材だと思います。
花豆は高価なお豆ですが、
すりつぶして使うようなものなら、
少し古くなった豆を安く分けてもらえばいいかもね。
商品化すれば、
保存のための添加物なども考えないといけなくなるだろうし、
やっぱり、家で楽しむ程度がいいのかな。