なかなか大変

気持ちがいい日が続くので、
外にいる日が多いのですが、
峰の原はもうすぐ外にいるのが辛くなる…
早い年には10月に雪が降ったときもありました。


冬を控えて、なんだか生き物たちも、
動きが慌ただしいように思います。
外で自転車をさわっていた望月が駆け込んできて、
急いでカメラを持って出たかと思うと、
こんな写真を撮っていました。
なんとハチがトンボを空中で襲って、
地上に落ちて来たと言うのです。
トンボがハチを襲うこともあるようですが、
今回は、トンボがやられてしまったようです。

そして、最近家の中でコレを見るんです。
ヤスデです。
見た目が悪いせいか悪者に見られているようですが、
実際は害がないと聞いていますが、
ときどき大量発生をします。
なんのために大量発生するのかなぁ。
もちろん、子孫を残すためだろうけど…
ここでももう20年、もっと前だったかに
道路にびっしりという時がありました。
このヤスデは、キシャヤスデですね。
私は、この手の物は恐くない…

去年、植え替えて場所を変えたら咲いた、
やっと咲いたミナヅキ。
アナベルが終わりかけになると淡いクリーム色で咲き出して、
寒くなってくるとこんなにきれいなピンク色になります。
これはここの物ではないのですが、
昔から日本にいたようです。

アサギマダラさん、
ほらほら、こんなところにいつまでもいないで、
早く下界におりないと!
花は、マルバフジバカマ
(これも外来種で、100年ほど前に日本に来たらしいです)
峰の原の見晴し台の傍にあったので、
外来種なので広がると植生によくないと、
グッチ教授が我が家の庭に移植なさいました。
いったいどこからやって来たのかなぁ。
そしてまた、しばらくしたら、
バサバサと音がして、こんな光景が…
まさに首根っこを掴む感じで攻撃します。
ハチもトンボも必死です。

 そして、人間のバーサンも汗だくで草刈りしてます。
ススキが増えすぎたので、
今年は試しに早めに
刈ってみようということになりましたが、
まだ咲いているリンドウや、
種が熟していない物を刈り残すのは、
なかなか技術がいります。
こういう電動の草刈り機を持つと、人間が変わるというか、
ついついガンガン切り倒したくなるんです。

山野草保全なんて、ちょっといいことしてる感じですが、
実際やってることはかなりハードです、現場では。
遊歩道だって、メンテナンスも地味ですが大変な作業です。