秋づくし!

私は自分がケチだと思ってないんですが、
もしかして、ほかの人から見るとケチなのかもなぁ…

ここ数年、いやもう10年、いやもっと前からなのかなぁ、
ものを買わないことに快感を感じるようになってると思うんです。
ものは好きなのに、買わずにあるもので、
なんとかする面白さの方が勝ってる気がします。
反経済成長、反大量消費なのかしら。
それって、この国の目指す方向と真逆かも…


そんな私の秋の食生活。
貰い物の大豆入り玄米ご飯に
ダボス牧場の牛肉で作ったごぼう入りハヤシライスもどきと
三年物のらっきょ漬けのお昼。
むむっ、トマトも、ごぼうも、タマネギも、牛肉もご近所にあるけど、
これをご当地名物ハヤシライスとして売り出せないかしら?

おやつは、須坂の農家の友人が
「台風でさぁ、全部ダメになっちゃって出荷できないけどさ、
もったいないからあげるよぉ」という控えめな彼女に、
「とにかくわずかでもお金を取ってよ」と
頼んで分けてもらったプラムやプルーンたち。
後ろの篭の中には、
グッチ教授が取ってこられたサクラシメジが入ってます。
「あげますよ」と言われましたが、
「料理できますかぁ」と
正しい下処理、料理方法などとうとうと語られたので、
「料理してからいただきます」と、
お返ししてしまいました。
すみません。

そして、こちらは女川にボランティアに行った先の
水産加工工場に巨峰をお送りしたら、
ぴちぴちサンマがどっさり届き、
夕飯は私は一人だったので、サンマを下ろして
刺身サンマ丼にしていただきました。
ちゃんとわりした醤油も自分で作りましたよ。

うまい物は宵に食えということわざを信奉している私は、
「こりゃ、一人では食べきれない」と、
ご近所に頂いたサンマを配り歩いたら
「わらしべ長者やってんのね。梨いらない?」
「物々交換だね、すだちあげるよ!」と。
いいね、わらしべ長者!

食べてばっかりいるののではなく、
こんなところにも出かけてますよ。

といっても、私が走るわけじゃなくて、
子どもたちの元気な姿を来賓席で見るだけなんですけどね。
この日はまさに運動会日和でした。

そして、ふと玄関の板の間を見ると、こんな物が。
最初は、黄金虫かと思ったのですが、
よーく見るとカブトムシ(メス)。
ここに来た頃はいないということだったんだけど、
普通にカブトムシがいるようになったようです。
もう寒くなって来たけど大丈夫かなぁと思いながら、
木の傍に放してやりました。