一年に一度だけ

今日は、地元民の私たちですら
「寒いくらいね」と、挨拶をかわすような気温です。

ペンションのホームページの「ペンションのご案内」に
山のように、アーダコーダ、言いたい放題かかせていただいていますが、
そこに、「宴会、パーティーはお引き受けしていません」
という項目もあります。

私がアルコールを飲まないこともあり、
どういうお料理をお出ししていいのか、
どういうおもてなしがいいのか、
正直よくわからないからなんです。
要するに、お酒好きの気持ちがわからんという
なんとも無粋な話しなんです。

でも、そうはいっても例外もあるんです。
そういう時は、オロオロしてます。
もちろん十二分に面の皮が厚くなってますから、
お客様にはそう言うそぶりも見せませんが…
(あら、見えてるかな?)

昨日はその例外の日でした。
宴会というほどのことはないのですが、
皆さん、ものすごくワインに造詣の深くて、
その上、いつもおいしいものを召し上がっている方達で緊張します。



でね、そう言う時は、いっぱい本をみて、
飲めないくせに「ワインにならこれはどうだろう」
と、悩んで迷って献立決めます。
でも、はたしてあれでよかったのか、
今回も、なんか自信ないです…



今回、望月も二郎も不在で手伝いもいないし、
生意気に人数制限までさせていただいて、
なんとか一人で乗り切ったのですが、
どういうわけか、作りながら、
「あれ、ペーストが多い」と気がつきました。
ミキサーもフードプロセッサーもフル回転。

インゲンのドライトマト和え。
試してみたかったんだよねぇ。

皆さんがお飲みになっていたワインの空瓶。
カッコいいボトルが何本ありました。
私にはわかりませんが、
これは、なんだか貴重なワインらしい。
瓶の色がすごく素敵。
ラベルもボトルに直接印刷されていて、
なんかクラシックでいい感じ。


焼きニンジン!
これを料理と言っていいのかというほど
シンプルなものですが、
お試しあれ、すごくおいしい!
また食べたいと自分でも思います。
小ぶりの無農薬有機ニンジンあれば、最高です。

ニンジンはこの本に、ちゃんとレシピがあるんです。
ちょっとアレンジしてみましたが、
さすが長尾智子さんというお料理が並びます。
いい本ですよ!