梅雨だから

昨日は、午後から雨の確率50パーセント。
朝からときどきぽつぽつと降ったり霧も出たりだったので、
屋根に水玉模様ができてもなんですし…


若手職人さんたちは、お休みにしました。
二郎の友人で雪板を作ってる子
(2児の父ですが、私にとってはコドモ)
http://gentemstick.com/aboutus/gomyo.html
が本職のペンキ屋さんなので、
彼の指導のもと頑張ってます。
几帳面な性格なのか(時間にはゆるい)、
毎日手順よく道具を片付けてから帰っていきます。

あ、当たり前のことか仕事だもんね。

ということで、私は、
塗る前の下準備や窓ガラスを拭いたりして
(こういうのがけっこう疲れます)、
夕方から昨日が最終上映日だった
映画を見に行くことにしました。
途中信号で止まったら、横にこんなものが…

長野の中心市街地は夕焼けさえ見えたのですが、
バックミラーを見ると、
煙かと思うようなな雲で包まれてました。
大雨に追われているようでした。

ピンぼけですが、
この映画館、昭和なのです。
でも、映画好きで頑張ってるんだなぁと感じます。
入り口で無料のお茶までいただいちゃいました。


いい映画を見たという気持ちになって駐車場に向かい、
思わず、入ろうかと迷った喫茶店、奈良堂。
まるで過去へタイムスリップしたような。

営業的にどうなのかは別にして、
シャッター商店街も、
つる薔薇が壁にからまる喫茶店も、
小さな昭和の映画館も、
郷愁を誘います…

そして見た映画は、
カンタ!ティモール
東ティモールの紛争(紛争と言っていいのか)
よく耳にするようになったのは、
じゃんぐる始めたころだったかな。
今から25年ほど前ってことかな。
耳にしてたけど、あの独立戦争に、
日本が大きな影響を与えていたとは…
その裏にはやっぱり、油田や支配範囲に
大国の思惑があったのですね。
そういうことよりも、私には映画に出てくる東ティモールの人が
神様なのかと思えてきました…
奇跡を見たようなそんな気持ちになりました。
奇跡じゃなくて、本当なのよね。
二郎より一つ若い女性監督さん、
辛いテーマをふんわりと、
希望すら感じるように仕上げてました。
機会があれば、ぜひご覧ください。

いい映画を見たので、
また映画が見たくなって、
他のチラシもいっぱいもらってきちゃった。