出版社の引っ越し

私がなんやかんやと助けてもらっている
長野の出版社が、年末の慌ただしい中
(私がペンションに引っ越してきたときも暮れの22日でした。
年末にはお客さんの予約があったのに、
まだペンションは完成しておらず、
近所のペンションの人達も泊まっていて、
今思えば想像を絶する引っ越しだった)、
引っ越しをすることになり、
私にできることは、
衰えてきたとはいえ体力だけだし、
1日時間ができたので、
お手伝いに行ってきました。

あっちもこっちも紙、紙、紙の山。
これは午後の状態で、
これでも、だいぶ片付けたんですが…

返本された本を捨てるために、
同じ本を数えて束ねるという作業でした。
うーん、
苦労して作った本を読んでもらえず捨てるのは、
もったいないし、辛い。
複雑な気持ちでしたが、
そんなこと考えてたら、
ちっとも片付かないので覚悟を決めて
情け容赦なく片付けました。

活字離れが進んでるとか、
本が売れないという嘆きはよく聞きますが、
本はいつからこんな消耗品なみの
扱いを受けるようになったんでしょう。

私みたいな人まで簡単に本を作りたいなんて
思うからいけないのかも…。