コスタリカフェ#17

昨日10月15日のコスタリカフェは、
日本イヌワシ研究会の長野支部の片山さんから
狗鷲(イヌワシ)のお話とスライドを見せていただきました。

中でお話を伺うつもりでしたが、
あまりにお天気がいいので、
庭でピクニック気分で、
お話ししていただきました。

聞いている方も大興奮。

いい笑顔。
イヌワシのこと本当にお好きだと言うのか、
愛情持っておられます。


子どもたちも、鳥のように…

幻灯機というかスライドも懐かしい雰囲気が。
ペンションの食堂は映画館みたいになりました。

お決まりですよね、これって。

時速150キロくらいで飛ぶらしいですよ。
獲物を狙って滑空する時は200キロを超えるとか。
どういう体の構造なんでしょう、すごすぎる。
ニホンカモシカの子どもくらいまでは餌とするようです。
(数字にめちゃくちゃ弱い私。確か150キロくらいで、
ほとんど羽ばたきはしないと聞きましたが、
諸説あるから間違っていたらごめんなさい。
滑空する時は350キロと書いてあるものありますが、
ほんとかなぁ…)

イヌワシの生息地は山奥で、
水源であったり、保安林であったりします。
イヌワシが住める環境を残すことは、
自然環境のすべてを守ることにつながります。
山奥に住むイヌワシにとっては、
クライミング、パラグライダー、グライダー、
スノーモービルなど、気をつけないと私たちの
アウトドアな趣味が影響を与えるときがあるのですよ。
山に行く時、ちょっと考えたいですね。

全て片山さんご自身がお撮りになった写真です。
イヌワシの減少の原因のひとつに
植林地の荒廃があります。
適切に管理されていない森が増え、
えさ場が減っているそうです。
こんなところでも安価な外材に
依存してしまったことの影響が出るのです。

お話の後、8月に作った陶器の品評会。
子どもたちの視線、いいね!