プルーン畑で

お天気はいいのですが、風の強い日が続いています。
空はつながっているから台風の影響でしょうね。
下界は実りの秋を迎え、
重くなった稲穂が風と重みに耐えきれず倒れ始めています。
うちの借りてる稲倉の棚田の稲刈りは10月だけど、
倒れちゃうと稲刈りの手間が倍以上かかる…。

昨日も友人たちと友人のプルーン畑にお邪魔しました。
私たちがいく目にも、フランスの人の友人一家がお邪魔して
「トレビアン」と言ったかどうかはわからないけど、
楽しんで帰っていったそうです。

「こっちはサンっていう種類でね。
ほれ、食べてみいぃ。
ほんとは10月が食べごろなんだけんさぁ、
もうおいしくなってるんだよ」

「きゃー」
「なに、なに」
「蛇がいるよ」
と、畑の中は大騒ぎ。
蛇だっておいしいものはわかるよねぇ。

見てください、このたわわな実り方。
これは、スタンレーという品種。

「男の人はこんな単純で根気の作業ダメだろうねぇ」
「お父ちゃんは植えるだけ植えて収穫はしないんだよね」
「穫らなきゃもったいないよねぇ」
「おもしろいのにねぇ」
と、オバサンたちはプルーンをほおばりながら、
おしゃべりしながら、手も動かしてました。
これはもう聖徳太子も真っ青。